生命保険協会は15日、東日本大震災の被災者について、生命保険会社が
災害関係特約の保険金や給付金を全額支払うと発表しました。
多大な被害が予想されますが、支払いは可能と判断したようです。
災害関係特約は、事故などで死亡したり、高度障害になったりした場合、保険金や給付金を増額する特約です。
地震の際は減額したり、支払わなかったりできる免責条項がありますが、今回は適用しないこととなりました。
生命保険も損害保険もそうなのですが、【地震】【津波】【噴火】は原則は免責にしています。
被害額があまりにも大きくなる可能性があり、支払いどころでなくなってしまうからです。
今回はその免責を使わずお支払いをするということですので、かなり温情のある処置だと思います。
被災に遭われた方々の復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。