ついにアメリカ国債が史上初の格下げとなりました。
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、
米国債の長期信用格付けを最高水準のAAAからAA+に1段階引き下げたと発表。
格付け大手による米国債の格下げは初めてで、世界的に不安定な金融市場で、
今後ドル安・円高が一層進む可能性や、世界経済へ影響を及ぼす懸念があります。
S&Pが米国債を格下げするのは、1941年に現在の格下げ制度を始めてから初めてで、
先進7ヶ国(G7)でAAA未満の格付けとなるのは、イタリアや日本に続き3ヶ国目。
ただ、同じ格付け会社でもムーディーズとフィッチの2社は、米国債の格付けを
当面最高水準で据え置く方針を示しています。
週明けの金融市場は大荒れ模様でしょうか。
引き続き不安定な相場が続きそうです。