お金を預ける、もしくは運用すると、増えて還ってきます。
この増えるお金のことを『利息』や『利子』と呼びます。
利息や利子がどれだけ付くかを示す基準が『金利』や『利率』や『利回り』と呼ばれるものです。
そしてこの金利は常に%で表され、ルールとしては1年間預けた場合の金利で表示されます。
例えば金利が1.5%だとしても、それが1ヶ月の定期預金だとすると、
実際に1ヶ月で増えるのは 元本×(1.5%÷12) となり、この場合の利回りは0.125%となります。
決して1ヶ月で1.5%も増えるわけではありません。
他にも戻り率を表すのに『105%戻ってきます』などど表すこともありますが、
これは5%の利息がついて還ってくるという意味となります。
仮に10年間の預け入れで200%になって還ってきますという金融商品があったとしたら、
100万円預けたのが200万円になって還ってくるという結果になります。
この場合単利で計算した場合の金利は、単純に 100%÷10年=10% となり、
年間の利率は10%という計算になります。
金融商品にはこの ”%” というのが必ずついてきますので、強くなっておくと有利な部分になります。