4/21号の週刊ダイヤモンドに保険の特集が載っていました。
よく調べたなと思うほど、事実に即した内容で感心しました。
常々ブログで言ってきた保険会社による保険料の差、
保障内容の優劣といったことが保険会社名もろ出しで記事になっています。
医療保険の比較表では、最安値が4,000円に対して最高値が8,000円と、倍の開きが。
こういった情報を目にすれば、さすがに見比べて入ることの大切さを突きつけられると思います。
そしてプロFPが薦める入るべき保険の章では、私と同意見の結果に。
医療保険はNKSJひまわり生命の健康のお守り。
ガン保険は富士生命のがんベスト・ゴールド。
死亡保障はNKSJひまわり生命の家族のお守り。
見事なくらい同意見でした。
やはり複数社扱えるFPだと、同じ様な意見になるのだなと改めて実感。
逆に入ってはいけない保険も同意見の結果に。
それはずばり『アカウント型』の保険です。
日本の大手保険会社が好んで販売している保険ですが、はっきり言ってややこしい。
営業の人でさえも理解していない人が多いくらい、商品が複雑です。
営業の人が分からないものを、お客様が理解できる訳がない。
記事にも書かれていましたが、アカウントと呼ばれる貯金箱の様な機能があり、
支払った保険料は一度アカウントに入り、そこから各種保障へとお金が使われる仕組み。
本来であれば保障の見直しの自由度が高いなどの利点もあるのですが、
そこまで使いこなしている人を見たことがないし、貯蓄部分と謳っていても、
その貯蓄にまわっているお金はわずか500円、1,000円ということもざら。
そもそもが、このアカウント型という商品は、およそ10年前に
バブル期の逆ざや解消のために生み出された商品。
転換・下取りの名の下に高い予定利率の商品を解約⇒再申込に至らせる
保険会社にとっては夢のような救世主商品。
それはつまりお客様にとってこの上なく不利益を被る商品だったわけですが。
辛口なコメントはこのへんにして、全ての情報が納得だらけの特集でした。
週刊ダイヤモンド<騙されない保険>
