こんばんは。
今日はちょっと財布の中身を公開したいと思います。
と言っても札束ではありませんので(笑)
昨日お客さんと話しをした際に、そんな話題になりお見せしました。
私が中学生か高校生の時から財布に入れている国語の教科書の切り抜きです。
向田邦子さんの本の一節です。
とても好きな言葉で、何かある度に励まされます。
若い時の、『ああ、今日一日、無駄にしてしまった。』という絶望は、
人生の大時計で計れば、ほんの一秒ほどの、素敵な時間です。
恐れと、むなしさを知らず、得意になって生きるより、
それはずっとすばらしいことに思います。
どんな毎日にも、生きている限り『無駄』はないと思います。
『焦り』『後悔』も、人間の貴重な栄養です。
いつの日かそれが、『無駄』にならず『こやし』になる日が、
『あか』にならず『こく』になる日が、必ずあると思います。
真剣に暮らしてさえいれば—-です。
とても勇気づけられる言葉で、大好きです。
言葉の力はすごいですよね。
たった一つの言葉で人に希望を与え勇気づけられることもあれば、
たった一つの言葉で人を死に追いやることも出来る。
時々『なぜわざわざそんな言葉を使うのだろう?』と思うことがあります。
自分に余裕がないのでしょうか。
それとも自分が持っている影響力の強さを知らないでいるのでしょうか。
言葉にはエネルギーが宿るそうです。
発する一言一言、どんなエネルギーを宿すかは、私たち一人一人の想い次第です。
相手を思いやれる言葉を一緒に使っていきませんか?