こんばんは。
仕事を手伝ってくれている仲間向けに金融の勉強会をしてました。
今日のテーマは『投資信託』についてでした。
投資信託はファンド(基金)とも呼ばれますが、
少額から様々な商品への投資を可能としてくれる優れた仕組みです。
もし直接日経平均採用銘柄225種類を全部買おうと思うと、
何千万円と必要になることでしょう。
それが日経平均連動ファンドであれば、何万円という単位で
225種類を全部買ったのと同じ結果が得られます。
なぜこういったことが可能なのかと言うと、
小口であっても多くの投資家から資金を集めることで大きな財布にし、
その資金を元に株式や債券などへ投資をしていくからです。
一人一人の力は小さくても、集まれば大きな力になるということですね。
ファンドであれば少額で広く分散投資することが可能です。
そしてプロのファンドマネージャーが運用をしてくれるので、
自分で銘柄の入れ替えをせずとも、ファンドマネージャーが
適時銘柄の入れ替えをしてくれます。
しかしながらいい面だけではなく、デメリットもあります。
まずは運用を委託している分手数料がかかるということ。
ファンドマネージャーのお給料ということですね。
他には、プロに任せているからと言って必ず得をする訳ではありません。
元本を割れるリスクというのは当然あります。
そして損をした時も運用会社には責任はなく、投資家がリスクを負うことになります。
この様に、リスク面もきちんと押さえておく必要があります。
ファンドには当然リスクがある訳ですが、ファンドがその先でどの様な運用を
しているかでリスクとリターンは全く違うものになります。
中にはローリスク・ローリターンのものもあれば、
ハイリスク・ハイリターンのものもあります。
一般的に株式を多く組み込めばハイリスク・ハイリターン、
債券を多く組み込めばローリスク・ローリターンになっていきます。
ファンドを購入する際は、商品の特性もきちんと押さえるようにしてくださいね。