こんばんは。
今日は親類の相談に乗ってました。
今日は親類の相談に乗ってました。
確定拠出年金、401kとも呼ばれますが、この運用についての相談でした。
以前までは企業年金といえば、会社側で運用をしてくれ、だいたい5%くらいの
金利での運用を約束してくれていたのですが、このご時世でどこの企業も
運用がうまくいかず、元本割れを起こしてしまっています。
さすがにそれではまずいので、企業側での運用はもう止め、
運用は従業員にやらせてしまおうというのがこの確定拠出年金という制度です。
運用は国内外の株式や債券、定期預金や年金保険といった金融商品で運用を
行いますが、当然金融知識がなければ、どれをどの様に扱えば良いのか
さっぱり分かりません。
リスクを負いたくなければ定期預金となりますが、
その代わりにリターンはほぼありません。
リターンを狙うのであれば株式運用となりますが、
その代わりにリスクを負うことになります。
同じ様に見える株式での運用も、銘柄によって成績が異なりますし、
運用もやりっぱなしではなく、定期的にスイッチングという作業が必要になります。
企業や導入を進める銀行は、最も大切な教育には力を入れず、
導入したらはいおしまいと言った具合に、もはや放置状態です。
これでは従業員の方があまりにも可哀相ですね。
なるべく多くの方にライフプランに合った運用の仕方を伝授したところではありますが、
私の身も一つでそれほど多くの方のご相談に乗ることが出来ません。
今日の相談も2時間程費やしましたしね・・・。
国や金融機関がもっとお客さんの立場に立って、
導入から教育までを行ってほしいと思うところです。