会社で確定拠出年金(401k)を導入しているという方もいると思います。
私の妻もそうですし、身内や知人にも何名かいます。
この制度は何かというと、会社の退職金制度なのですが、
早い話が『運用は自分でやってくださいね』という代物です。
いくつかの金融商品(定期・年金・債券ファンド・株式ファンド)などから自分で
銘柄と配分率を決め、運用をしていきます。
なんでこの様な制度が導入されたかと言うと、昔は会社の退職金制度制度は
5.5%の確定利回りだったのですが、今の時代到底そんな利回り出せないということで、
個人の責任で運用してもらおうということになった訳です。
元々はアメリカの制度で、それを日本が真似をしたのですが、
アメリカでは401kという条項名で、それをそのまま使ったりもします。
日本での正式名称は『確定拠出年金』になります。
私の場合は妻の運用をせっせとやっているのですが、
これがまぁ選べる商品のラインアップが少ないこと。
系列の会社のファンドを集めるのではなく、優良なファンドを組み入れてほしいものです。
その上多くの方が金融教育をろくに受けずにいきなり投資・運用の世界に放り込まれる訳ですから、
あまりにも無謀な話だと思います。
先月預金から株式ファンドへ100%スイッチングをし、現在のところ5%ほどの利益が出ているのですが、
次のスイッチングのタイミングは下落ポイントを見極め預金に待避させようと考えています。
確定拠出年金のメリットは、何度でも手数料なしでスイッチングできる点にあるので、
制度を使われている方は怖がらずに積極的にスイッチングを試みてください。
やってみないと分からないこともありますよ。