今日はホームページ経由での保険相談をお受けしていました。
昨年お子さんが産まれて、ご両親の勧めもあり学資保険を探されていたそうです。
今日のご相談で一番びっくりされたのが、元本割れする学資保険(こども保険)があるということでした。
あります、実際に。いくつも。
学資保険=貯まる ではあっても
学資保険=増える ではありません。
【モデルケース1】
例えば月に1万円の保険料で15年支払ったとします。
支払い総額は180万円となります。
これで満期が200万円であれば、20万円のプラスで、利回りは111.1%となります。
ちゃんと増える例ですね。
目くらましの様にややこしいのが次の様なケースです。
【モデルケース2】
月に11,000円の保険料で15年間支払ったとします。
主契約(貯蓄部分)が1万円、特約(入院保障等)が1,000円。
支払総額は15年間で198万円となります。
これで満期が170万円だとしたらどう思いますか?
セールスの方はこう言うでしょう。
『保障がついてますので!』と。
でもどうでしょうか。
入院保障の分だけがかけ捨てで保障になってるなら理解できますが、
貯蓄部分だけで計算しても10万円の損をしています。
元本割れを起こすものほど、特約をつけて分かりにくくし、
抱き合わせ商品として販売しています。
そうしないと簡単な足し算で損が分かってしまい、売れなくなるからです。
世の中の学資保険が全部そうであるなら仕方ないかも知れませんが(選択肢がないので)、
保険会社選びや商品選びをすれば、ちゃんと増えるものもあります。
有名なところではソニー生命やアフラックです。
ソニー生命・アフラック以上に増えるものも他にはありますので、個別にお問い合わせください。
積立もしつつ医療保障もほしいなら、貯蓄部分と保障部分とを分けて加入する方が良いでしょう。
その方が後々の見直しもしやすくなります。
うまい営業トークに騙されることなく、賢く金融商品選びをしてください。
加入の検討をしていてどうしても自分では判断つかないという場合は、
お電話頂くか、お問い合わせより連絡頂ければ無料で相談に乗らせて頂きます。