投資をされている人はもちろん、
日々の生活に関係性の高いお話です。
金と原油の価格が、ここのところずっと上がっています。
正確には、原油は2008年12月から3ヶ月ほど30ドル近辺をうろうろしていたのが、
その後は今に至るまで緩やかに上昇を続けています。
下の画像は月足のチャートです。
2008年7月の147ドルをピークに、12月の32ドルまで急降下。
その下落率はなんと79%!
100万円預けていたのが21万円になるという恐ろしさです。
このピーク時は、今でも記憶に残っているガソリン1リットル180円190円という時です。
原油価格はガソリンや灯油にダイレクトに響き、その他もろもろの工業製品にも影響します。
続きまして金(ゴールド)のチャートです。
原油が暴落した2008年には下げてますが、原油ほどではないです。
チャートが表示できる2003年から一貫して上げてきてます。
金は政情不安やインフレに強い現物資産としては有名ですが、それを反映してのことでしょうか。
最近の上昇にはアメリカがジャブジャブにお金を刷っていることも影響してるとは思いますが・・・。
金の価格が安定しない時代は不安定な時代と思っても差し支えありません。
金は12月をピークに若干下降しており、買われてる方は注意が必要かも知れません。
逆に買うチャンスをうかがっている人には目が離せないですね。
ただ、短期の投機マネーが多数入ってる可能性があり、その類のお金は下げ出すと逃げ足も早いので、
要注意です。
金のネックレスなどのアクセサリーを持ってる方は、一層のこと換金するのもいいかも知れません。
買値よりかなり高く売れますよ。
このように原油や金の価格は遠い世界の話ではなく、私たちの生活に密接関わってきます。
こののブログをきっかけに少しでも興味を持って頂けたなら幸いです。