場合によりけりですが、それぞれ役割が違うことをまずは知らなくてはいけません。
保険のセールスでやたらと保障!保障!と死んだ時のことや病気のことを強調する人がいます。
お金を貯めるということは後回しにして。
方や別では運用!運用!と投資信託を勧める銀行や証券会社のセールスがいます。
保障は全く触れもせず。
どっちもどっちですね。
それぞれ売りたいものを売っているだけ。
本質が見えていないという気がします。
本質は今ある手元の資金をいかに守りながら、どの様に貯蓄残高を殖やしていくのかというところにあります。
極端な話をすれば、お金がありされすれば保険・保障は必要ないと考えます。
だって自前の資金で何とかなるから。
これはFP科目の自家保険という考え方にもつながります。
とはいえ若い時や子育て世代なんかだとまだそれほど貯蓄がなかったりもするので、
その際にはやはり保険・保障というのが家庭を守るために有効な手段だったりもする訳です。
保険・保障はあくまでも資産ができるまでのもしもの砦であり、
資産が増えるに従い徐々に保険・保障は削っていくのが理想的なバランスだと思います。
保険でまずは守りをきちんと固め、その上で長期に渡り資産作りができる形で運用をしていく。
大きく資産ができた段階では、もう保障という点では保険は必要ではなくなる訳です。
やたらと保険だけでなんとかしようとしたり、運用商品だけでなんとかしようとしてくるセールスがいたら、
あまりにも全体が見えなさすぎなのでお気をつけ下さい。
保険と資産運用、どっちが大事!?
