昨日はお金を守るための保険と、殖やすための運用という話をしました。
守りと攻めというと、騎士(ナイト)を思い出します。
会社のロゴにも込めた想いです。
ご相談の結果どの様なプランニングとなることが多いのか、一例を公開します。
あらかじめ言っておきますが、この内容が全ての人にとって当てはまる訳ではなく、
場合によっては他のプランの方が最適な場合があることも承知しておいてください。
あくまでも、多かった事例ということでご理解ください。
まずは守るという点での保険。
病気やケガの治療費リスクは医療保険でまかないます。
入院一日いくらとか、三大疾病でいくら受け取れるとか。
あと先進医療もそうですね。
医療保険を考えるうえで大切なことをお伝えします。
それは、入院一日いくらってのをあまり増やしても価値は薄いということ。
なぜなら、入院することが少なくなってるし、入院しても日数が少ない。
それよりもなるべく通院での治療をさせる方向で、政府も医療機関も動いています。
そういった時代背景を考えた時、入院日額は多くても1万円にして、
なるべく一時金受け取りの保障を厚くしておいた方が良いでしょう。
三大疾病一時金ってのがまさにそうですね。
ちなみに三大疾病というのは、ガン・脳卒中・急性心筋梗塞の総称です。
三大疾病の保障と言っても、実は落とし穴があったりします。
ガンは大抵の会社が診断確定で即受け取れるのですが、脳卒中・急性心筋梗塞が2パターンあります。
端的に言うと、60日間の労働制限や言語障害・運動障害が残らないと、支払われないのが多いパターンです。
昔ながらの三大疾病は間違いなくこれです。
その中3社に限っては、その制限を取っ払っています。
損保ジャパンひまわり生命・オリックス生命・AIGエジソン生命です。
この3社の医療保険に追加できる三大疾病一時金は、一日でも入院すれば即受け取れます。
受け取りやすさを重視するなら、間違いなくこの3社から選ばないとダメですね。
そしてそれとは別にガン保険はもはや必須です。
ガンは一昔前ほど『発見』=『死』という病気ではなくなってきています。
しかしながら、その代わりに治療が長引く傾向があり、治療費も馬鹿にならないです。
高額療養費制度のおかげで8万を超えた分はほとんどかかりませんが、
毎月8万円以内の治療費であれば、それは丸々かかることになります。
もしガンになり、治療費で毎月何万円か固定で出ていき、仕事も以前の様に存分にできない。
治療費がかかるのに加え、収入減が考えられます。
もしそうなった時に、経済的に困るのであれば、貯蓄を取り崩さないための保険・保障が必要になるでしょう。
守りの部分ですね。
ちょっと文章が長くなったので、続きはまた明日にします。
明日は亡くなった時の遺族保障、死亡保障について話をします。