<前回の記事>で東京電力の株価暴落が保険会社に与える影響を記事にしました。
第一生命はすでに決めていたりそなの減損処理も含めて1,796億円を計上することを発表しました。
東京電力の減損だけで1,104億円あった様です。
前回の記事で、評価損がざっくり1,300億円という計算をしましたが、かなり近い数字でしたね。
日経平均などの株価暴落や、為替の動きに対して対岸の火事の様に『自分には関係ない』と決め込む人がいます。
株や投資信託を買うなどの投資活動をしてなければそう思うのも無理ないかも知れません。
しかし、今回お話した様に保険会社が株式を保有していたり、
中には皆さんが将来受け取る年金を株で運用していたりもします。
対岸の火事で済むことは何一つなく、全てが密接につながっています。
それも日本だけでなく海外も含めて。
大切なお金のことを何もかも人任せにするのではなく、
ほんの少しでもいいから大切なこととして向き合ってほしいと思います。
お金お金ということは、決して不浄(汚らしい)なことではありません。
もちろんお金が全てではありませんが、お金が原因で起きている問題が多いのも事実です。
毎年3万人もいる自殺者の第二の原因が経済苦とも言われています。
一日あたり80人近い方が自殺しているということです。
本当に皆さんそうするしか方法がなかったのでしょうか・・・。
準備をすることであらかじめいろんな手を打つことが出来ます。
準備は対処の何倍も効果があります。
私はファイナンシャルプランナーという仕事を通して、お金のホームドクターとして生きていくことを
生涯のミッションとしています。
その中で皆さんの人生の何か一つにでもお役に立てられれば嬉しく思います。
東電の株価が保険会社に与える影響~第一生命編
