本日より4日間、生命保険の基礎についてお伝えします。
面談の際にも良く言われます。
『生命保険って難しいですね。よく分かりません』と。
無理もありません。
教育を全く受けて来なかったので、知る機会がなかったのですから。
しかし心配ご無用。
難しいことを分かりやすくお伝えしていきます。
4日間という短い期間ではお伝えできることも限られていますが、
今後皆さんが生命保険のことを考えるにあたり、少しでもお役立て頂ければと思います。
生命保険の基礎的なことさえ知っておけば、後はこの応用や組み合わせにしか過ぎません。
それではさっそく行ってみましょう!
今日のお題は『定期保険』です。
その名の通り期間があらかじめ定まっている保険です。
永遠に続くわけではなく、満期があるということですね。
例えば、30歳から10年間だけとか、60歳までとか。
そしてそこまでに亡くならなければ戻りはゼロ。
つまり掛け捨てということです。
定期と言うので中には銀行の定期預金と同じ様にイメージされる方がいるのですが、
実際は特別な場合以外はかけ捨てであり、戻りはありません。
特徴としては、掛け捨てであることと、保険料(かけ金)が安いこと。
この2点につきます。
仮に30歳男性が60歳まで死亡した時に1,000万円受け取れる定期保険に加入した場合、
東京海上日動あんしん生命ですと月々3,800円になります。
使い方としては、期間限定でいいから安く大きな保障が必要という方向きです。
子育て世代や借金の返済がある方に好まれます。
この定期保険の発展型で『収入保障保険』というのがあります。
会社によっては『家計保障』や『生活保障』と呼びますが、仕組みは同じです。
定期保険ですと一括で保険金を受け取るのですが、中には一括で受け取る必要のない方や、
満期近くなるとそれほど高額な保障が必要なくなるケースがあります。
子育て世代なんかで出産直後は大きな保障が必要でも(成人するまで20年ある)、
高校卒業時点では社会に出るまで残り数年となります。
この様に考えると、必要な金額は年々減っていきますので、必要な金額に合わせて保障も減らしていくという
極めて合理的な保険が『収入保障保険』になります。
収入保障ですと、一括ではなく毎月10万円や15万円というお給料の様な形で受け取ることができ、
金額の設定もしやすいかと思います。
以上が定期保険の仕組みとなります。
更に突っ込んだことが聞きたいという方は電話がお問い合わせフォームよりご連絡ください。
連絡先:0266-82-4710
お問い合わせ:http://www.kai-fp.com/contact
明日は定期保険に満期金が付いた『養老保険』を見ていきましょう。
生命保険の基礎、保険は難しくない<定期保険>
