昨日オフショア口座を持つ利点について、4点あるという話をしました。
①オフショア銀行特有の非課税制度
②優れた金融商品へのアクセスを可能とする
③法制度の異なる国に預け入れることでのカントリーリスクの分散
④同一口座での複数通貨預金が可能
①と②は昨日話をしましたので、本日は③と④について話をしていきます。
③の『カントリーリスクの分散』という視点ですが、
これは国内で預ける銀行を分けておくという考えの発展版とも言えます。
日本の法律では1,000万円を超える預金についてはペイオフで返ってこない可能性があります。
そのリスクを回避するためには単純に預ける銀行を分けておくのが良い訳です。
しかしその銀行を監督する国そのものにもカントリーリスクというものが存在し、
いくら銀行を分けていても、国がデフォルトしてしまっては元も子もありません。
そのカントリーリスクから回避するためには、預金する国を分けておく必要があります。
国の財政破綻のリスクはこれまでに何度も話をしていきました。
<過去記事一覧>
同じHSBCでも、日本にあるHSBCでは駄目です。
金融庁の傘の元で営業をしているので、日本の銀行扱いとなり何の意味もありません。
HSBCの香港やシンガポールといった外国籍の銀行でなくては、
カントリーリスクを回避したことにはなりません。
これが③の『法制度の異なる国に預け入れることでのカントリーリスクの分散』になります。
最後に④の『同一口座での複数通貨預金が可能』ですが、HSBC香港ですと、
同じ口座で11通貨(米ドル、香港ドル、ユーロ、日本円など)での預金が可能です。
ブログを読んでくださってる方の中にはFXをされている方もいると思いますが、
同じ口座で通貨売買が可能となります。
FXの様にレバレッジを効かすことはできませんが、
それはむしろ安心して置いておけるということもできます。
以上がオフショア、HSBC香港に口座を持つ利点となります。
海外口座は国の法律が変わったり、開きたい銀行の方針一つで開けなくなる可能性があります。
関心を持ってる方は、なるべく早い段階で口座を持たれることをお勧めします。
すでに開いた口座に対しては既得権が発生しますので、閉じられることはありません。
『私も香港へ口座開きに行ってみたい!』という方は、0266-82-4710 までお電話頂くか、
<お問い合わせ>よりご連絡ください。
折り返し連絡差し上げます。