知らなかったでは済まされないことがあります。
先日お客様からの相談で知ったことです。
そのお客様の友人の方が『こくみん共済(全労済)』に加入をされていて、
妊娠が分かる前に入ったにも関わらず、切迫早産で給付が受けられなかったと聞きました。
医療保険で出なかったことがないので『おかしぃ・・・』と思いよくよく手持ちの資料を見たところ、
次の様な文言が小さく書いてありました。そのまま転載します。
【病気入院共済金・手術共済金および先進医療共済金は、発行日(増額分は更新日)から
1年以内の加入者の妊娠・分娩に伴う異常を原因とする場合にはお支払いできません。】と。
要約すると、加入して1年以内は妊娠や分娩に伴う給付はしませんよ!ってことです。
私が知る限り保険会社の医療保険や生命保険の医療特約では、こういったことはありませんでした。
妊娠しているのが分かってからの加入ですと、部位不担保と言って1年間は妊娠関係は出ませんという
条件が付くのですが、妊娠発覚前からこういった条件が付くものがあるとは今まで知りませんでした。
これだけを取り上げてこくみん共済が悪いとか言うつもりは全くないのですが、やはり加入の歳には
細かいところまで良く読み込んで、きちんと理解した上で加入する必要があるとつくづく思いました。
『知らなかった!』では済まない保険の落とし穴
