東洋経済という雑誌に、日頃私が話していることが書かれていました。
概ね意見が一致しています。
国の財政悪化から来る増税・超円安・ハイパーインフレ。
財政破綻はしなくとも、借金返済のためにどれが起きてもおかしくありません。
今の状態は例えていうなら、血圧の値が500とか1,000という途方もない高い数値の状態。
血管が明日切れるか、一ヶ月後に切れるか、それは誰にも分からないけれど、
いつ切れてもおかしくないほどに危ない状態。
どんな万が一も、いつも突然やってきます。
この度の震災が3/11の起きることを誰も予測は出来なかったように・・・。
震災での話。
岩手県・岩泉町の小本小学校では、2年前に避難階段を設置しました。
当時の町長が避難訓練の際に『児童が津波に向かって逃げるのはおかしい』と、
国土交通省にかけあい設置が実現しました。
結果的に児童88人を救った避難階段。
設置を推進した町長さんはもう亡くなってしまったのですが、本当に功労者だと思います。
町長さんが『もし万が一津波が来たら・・・』を想像せずに、もしくは想像しても行動に移さなければ、
88人もの児童は助からなかったかも知れません。
私たちはこのことを通して学べることがあるのではないかと思います。
危機管理ということを。