食品値上げのニュースをやってました。
過去にも度々インフレや物価高のことを記事にしてきましたが、
その大波が押し寄せていることを感じます。
記事で取り上げられていたのは
・小麦粉
・パン
・インスタントラーメン
・パスタ
・食用油
・冷凍食品
といった品々でした。
どの程度日々の食品価格や日用品に反映されていくかはまだ分かりませんが、
物価高の足音が少しずつ近付いてくるのを感じます。
素直に値上げするか、商品の改悪をするか、量を少なくするか。
そういったことで対応していくのでしょうね。
物価が上がっても高度経済成長期の日本の様に年々収入が増えれば何にも怖くはないのですが、
今はむしろ年々収入が減っていってる時代で、収入が減る中物価が上がるのではたまりません。
以前から日本の財政がかなり良くないという話を何度もしてきましたが、日本に限ったことではありません。
下の図は先進国の公的債務の残高になるのですが、
日本が突出して高いのは言うまでもないのですが、
イタリア・フランス・アメリカ・ドイツ・イギリスといったG7全ての国々が、
高い公的債務が積み上がっています。
日本のみならずこれら全ての国が債務を減らしたいのは当然のことながら、
サブプライムローンの破綻からリーマンショックと来て、楽な状況ではありません。
現に2008年からどの国も右肩上がりで債務が増えています。
表だって言われていることではないのですが、この国々が口裏を合わして
世界同時インフレをやったとすると、各国の債務は順調に減っていきます。
その代わりの代償としては、物価高や資産の目減りを
民衆が受け入れなくてはいけないのですが・・・。
世界の大きな潮流を理解した上で、個人個人の努力で備えられることは
やっておいた方がいいかもしれません。