格付け会社のフィッチ・レーティングスは22日、ユーロ圏17ヶ国が決めたギリシャに対する
第2次支援策の内容が、ギリシャ国債の『部分的デフォルト(債務不履行)』に該当する
との声明を発表しました。
ついに時が来たという印象です。
正式にデフォルトに格下げされれば、ユーロ圏の国で初めてとなります。
ギリシャ支援には、民間金融機関が保有するギリシャ国債を償還期限30年の
超長期国債に交換するなどの形で参加し、ギリシャの資金繰りを支援しています。
フィッチはこれが、投資家に当初より悪い条件への変更を求める『デフォルトに当たる』と判断。
今回の処置となりました。
ギリシャに始まり、欧州・米国・日本と、財政難の国は多数存在します。
今後も目が離せない状況が続きそうです。
決して『対岸の火事』と思わない方が良いでしょう。
世界はつながっていますから。
備えがまだの人は、備えてください。
ご自身と大切な家族を守るためにも。