今日のラストマネーは『告知義務違反』についてでした。
生命保険の申し込みの際、健康状態の確認が必須となります。
これはすでに病気をお持ちの方の引き受けが多くなり、
健康な方との公平性が保てなくなることを防ぐためにあります。
現在はよほど高額な死亡保険を除いては、自己申告を頂く告知が一般的です。
正直に申告頂くことを前提にした申し込みなのですが、ここで虚偽の申告をして加入すると、
いざ保険金・給付金の支払いの際、受け取れなくなる可能性が出てきます。
ドラマ中にありましたが、海外にいる際にガンの疑いがかかり帰国後すぐ保険に加入。
そして間もなく医師の診断によりガンであることが確定する、というシナリオでした。
本来ガンの疑いがある時点で保険に加入することは不可能で、
再検査の結果何もないことが証明されないと、加入することはできません。
ドラマ中にもあったように抜け道がなくはないですが、ここでは書くことは控えます。
告知義務違反の幇助になりかねませんので・・・。
もし仮に告知義務違反をしてまで加入するのであれば、
支払いを受けられないリスクを負う覚悟が必要でしょう。
保険会社も怪しい請求には人とお金を使って調査をしますので、
安易な虚偽の申告はしない方が良いですね。