ギリシャに続き、イタリアお前もかという感じですが、次はイタリアです。
100兆円を超える債務残高が重しとなり、破綻の危機に陥っています。
ユーロ圏1位のドイツと2位のフランスから『早くなんとかしろ』とせっつかれてますが、
この度IMFの監視下に入り、再建を図るようです。
イタリアが破綻すると、これまたギリシャどころの影響ではすみません。
ギリシャの債務残高は約40兆円、イタリアは100兆円を超えます。
ギリシャでこれだけ騒がれているのに、イタリアだと金額が金額だけに、
もう簡単には救えないと思います。
ちなみに日本は更に上をいき、1,000兆円を超えてるのでそこところもお忘れなく。
とにかく今ユーロ圏は揺れに揺れ、かなり危なっかしい状態です。
ドルだけではなく、ユーロに対しても一層の円高が進むかも知れません。
現在イタリアの国債利回りは7%に迫っています。
債券の特徴としては、リスクが高いほど利回りが高くなります。
リスク高いのに利回りが低いのでは預けてくれませんからね。
そして一般的な指標として、7%を超えると金利の利払いが足かせとなり、再建がかなり苦しくなってきます。
景気が良い時の高金利とは性質が全く違います。
現在の新興国の様な高金利とは違います。
くれぐれも誤解しないでください。
日本がもしギリシャ・イタリアと同じ道を歩むとしたらどうなるのか。
今起きていることを注視し、自国でも起きえることを想像してみてください。
イタリア財政危機<ユーロ圏第3位国の危機>
