国内大手企業が、今期の決算を大幅赤字と見ています。
分かった範囲だけで
■パナソニック<7,000億円>
■ソニー<2,200億円>
■シャープ<2,900億円>
■マツダ<1,000億円>
■エルピーダ<1,200億円>
■NEC<1,000億円>
■SUMCO<850億円>
という状態。
日本を代表する大手メーカーは軒並み大幅赤字です。
赤字の要因としては、やはり円高がきていました。
他にはタイの洪水による損害もあった様です。
タイの洪水は一過性のもので乗り越えられるとしても、
円高はいつ終わるか分からない状態なので、会社の体質そのものの変革が必要かもしれません。
と、口で言うのは簡単ですが、行うは固しなのでしょう・・・。
手っ取り早い対策としては国内生産から現地生産への転換です。
そうすれば為替の動きに左右されにくくなります。
その結果起こることは日本の労働市場の空洞化。
しかし日本よりも賃金が安く、しかも為替レートの影響を受けないとなれば、
海外に出て行かない理由の方がないと言っても良いでしょう。