31日の欧米外国為替市場で欧州信用不安を背景にユーロが急落し、1ユーロ=96円台に突入。
2000年12月以来11年半ぶりの円高・ユーロ安水準となりました。
1月から3月にかけてだいぶ戻したユーロでしたが、
上げた分きっちり下げ、またもや安値を更新。
信用不安が止まりません。
ギリシャのユーロ離脱が現実のもとなると、更なるユーロ安が進むことが予想されます。
いや、ユーロ安どころかギリシャの破綻に拍車がかかり、
ギリシャがデフォルトする様なことになれば多くの銀行も破綻し、
リーマンショックかそれ以上の金融危機へとつながることでしょう。
マクロの世界を見た時に、嵐が収まるのにはまだまだ時間がかかることを感じます。
ユーロ/円、安値更新<壊れゆくユーロ>
