最近は銀行窓口でも様々な金融商品が購入できる様になりました。
保険、投資信託、債券などなど。
金融の総合商店といった言えば分かりやすいでしょうか。
銀行の強みは各お客さんがいくら持っているのかが一目瞭然なので、
立場としては圧倒的に有利ですね。
普通預金に数百万置いておいたら銀行から呼び出されて、
何かと思っていったら投資を薦められたというお客様もいました。
しかし業務があまりにも多岐に渡る銀行ゆえ、トラブルも多く発生しています。
本日面談をしたお客様もそうですが、住宅購入資金を外貨で、
しかも保険商品を薦められ契約をしてしまいました。
本来外貨や保険といった商品は、目先使うかもしれないお金を預けるのには適しておらず、
ましてや住宅の購入資金として考えている資金をまわすのは御法度と言えます。
なぜなら運用期間が5年10年といった長期的な期間が前提となってしまうから。
詳しい内容を確認したくて契約した外貨建て保険商品の詳細について行員に尋ねたところ、
これまた販売をしておきながら内容を全く理解していないとのこと。
あり得ない販売体制です。
忙しいのは分かりますが、ちゃんと教育しましょうよ。
そして自分が分からないものを販売するのは止めましょうよ。
銀行も本業の貸し出しで儲けられなくなってきてるので手数料の高い保険や運用商品を
販売したがるのは分かりますが、ちゃんとお客様の資金計画に合ったものを提案しましょう。
こういったことが銀行窓販ではちょくちょく起きてますので、
銀行で保険や金融商品を買われる方は知識武装していってくださいね。
自分の身は自分で守る時代ですよ。