年金大赤字です。
厚生年金と国民年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は31日、
2012年度第1四半期(4~6月期)の運用損益が2兆690億円の赤字になったと発表しました。
欧州債務危機問題や円高の影響で、国内外の株価が下落し、運用が苦戦した様です。
赤字は11年度第2四半期(7~9月期、3兆7326億円の赤字)以来、3四半期ぶり。
株価の回復で運用が好調だった同第4四半期(12年1~3月期)の5兆4831億円の黒字から大幅に悪化。
全体の運用利回りはマイナス1.85%。資産別で見ると、
全体の5割超を占める国内債券(財投債を除く)がプラス1.04%、
国内株式がマイナス9.83%、外国債券がマイナス3.46%、外国株式がマイナス7.55%。
ただでさえ財政が厳しい中での年金制度ですが、運用すらうまくいかずで、どうなることやら。。。 です。