ついに1ドル100円を突破しました。
ほんの1年前には、誰も予想しえなかったと思います。
自動車産業を始め、輸出企業の決算は軒並みいいですね。
その反面、輸入品は値上がりつつあり、
長期金利(新発10年国債金利)が乱高下するなど、負の側面も見せつつあります。
現政権の政策ですが、うまくいくといいですね。
うまくいかないと、かなり悲惨な状況が予測されます。
留まることのない円安が更に進み、物価高に拍車をかけます。
国債発行の半分以上を中央銀行である日銀が買い占めるなど、
かなり無茶なことをやっているので、国債の信任にも関わってきます。
現状は実質的なデフォルトであり、
緩やかに起きているから実感できないだけとも言われています。
インフレによって貨幣価値の減少を招いている訳ですが、
今の政策がうまくいけば1,000兆円を超えると言われる国の借金も
どんどん目減りさせていくことが出来ます。
しかしその一方、思うように物価が上がらない、
所得が増えず税収も増えないとなったとすると、
最悪金融ショックが起きかねないと考えます。
あなたはどう転んでもいい様に備えをしていますか?