さて、前回の投稿で相続には3つの対策があるという話をしました。
■遺産分割
■納税
■税軽減
です。
相続の対策と言っても、そこには優先順位があります。
それはずばり上記の並び順です。
①遺産分割 ⇒ ②納税 ⇒ ③税軽減
全国の家庭裁判所での相談案件ナンバーワンは相続についてであり、
平成24年度の件数は174,494件となっています。
ちなみに2位は婚姻問題です。
平成24年の死亡者数は1,256,359人なので、17万÷125万で
13%の方(8人に1人!)に相続のトラブルが発生している計算になります。
8人に1人といえば、相当に高い数字と言えるのではないでしょうか。
相続税の心配をする必要があるのは死亡した方の僅か5%ですので、
相続税で揉めるのではなく、別の要因で揉めていると言うことが出来ます。
次回に続きます。
FPによる相続相談<遺産分割②>
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