学資保険の元本割れで、住友生命が和解勧告を受け入れました。
お子さんの教育資金を貯める『子ども保険(学資保険)』で
支払った保険料よりも受け取る額が少ない『元本割れ』が起きたとして
大阪府に住む男性(51)が元本割れした分を返すよう求めた訴訟が大阪高裁であり
今月和解が成立した様です。
元本割れ分の返還を高裁が勧告し、保険会社が受け入れました。
元本割れの穴埋めを高裁が勧告したのは、保険を勧めた外交員が
元本割れする可能性について十分説明していなかったと判断したためです。
子ども保険の元本割れは多く、訴訟も多い様ですが
生命保険会社がその穴埋めに応じるのは異例ですね。
同様の訴訟に与える影響は大きく
借金の過払い金請求のごとく影響が大きくなる可能性もありそうです。
昨日も学資保険の相談をお受けしましたが
ちゃんと増えるものでも18年間払い込んで10%近辺増えるかどうか。
そもそも論ですが、学資保険は親の義務ではないにも関わらず
必須と思われている方も中にはいます。
恐らく親の影響が大きいかと思いますが
確かに今の50代はその昔かなり増える学資保険に入っていたので
そのことが頭に残っているのでしょう。
しかしながら今の時代は20年前とは違い
増える学資保険を販売しているのは数社
ちゃんと会社選び・商品選びをしないと元本割れを起こします。
元本割れをしてまで入る意味があるのか? とも思います。
貯めること・増やすことに焦点を合わせれば
他の優れた金融商品はいくらでもあります。
もちろん甲斐FP事務所ではアフラック・ソニー生命・アクサ生命等の
元本割れしないちゃんと増える学資保険も取り扱っており
それらの学資と他の金融商品との比較も一度にすることができます。
見比べて検討したいという方は相談をお受けしますので
こちらよりご連絡ください。
こちらをクリック ⇒ 相談お問い合わせ窓口